賃貸物件を経営する場合、物件の管理や家賃の改修などをすべて自主管理するか、一部あるいは全部を委託するかを検討する必要があります。
自主管理を選ぶと、当然なんらかのトラブルがあっても自分で対応しなければいけません。
今回は賃貸物件を自主管理する場合に起きる可能性がある主なトラブル事例や、その対処法についてご紹介します。
賃貸物件の自主管理でよくあるトラブル①家賃滞納
入居者が家賃をなかなか払ってくれないトラブルには、多くの大家さんが困ってしまうものです。
何か月も家賃滞納が続く場合、家賃回収だけではなく強制立ち退きといった強い対応をとらなければいけません。
しかし自主管理だと、こうした強制的な手段を取るのが難しくなってしまいます。
家賃滞納が常習化しないよう、こまめに入居者とコミュニケーションをとり、滞納を予防していくことが大切です。
それでもなかなか家賃を払ってくれない困った入居者がいる場合、家賃回収業務を専門業者に管理委託するほうが良いでしょう。
賃貸物件の自主管理でよくあるトラブル②ペット飼育
大家さんに無断でペットを飼われてしまうのも、困ったトラブルの事例です。
おしっこの汚れや爪のひっかき傷で部屋の資産価値が落ちたり、ペットを飼っている部屋の近隣世帯から騒音・悪臭などのクレームを受けたりといったトラブルが考えられます。
契約違反を理由に退去を迫るのが基本的な対応ですが、引っ越しするにも時間がかかると渋られ、そのままなかなか動いてくれない可能性もあるでしょう。
しかしこの事例もクレーム対応を管理会社に委託しておけば、大家さんが手を煩わせずに済みます。
賃貸物件の自主管理でよくあるトラブル③水漏れ
トイレやお風呂などの水漏れトラブルは、入居者の生活に大きな影響を与えるため、即座に解決しなければなりません。
しかし大家さんの住まいと管理物件の距離が離れている場合、なかなかすぐ対応できないことがあります。
24時間対応の水道修理業者に連絡するのが基本ですが、大家さんもすべてを業者任せにするわけにはいきません。
大規模な水漏れ事例では水漏れのあった部屋だけでなく、共用部分や他の世帯にも水漏れの被害が広がってしまう可能性があり、大家さん自身も現場確認や応急処置に向かう必要があります。
大家さんがいつでも迅速に水道トラブルに対応できないのなら、こうした部分は管理会社に委託するほうが安心でしょう。
修理会社の手配、クレーム対応なども大家さんの代わりに引き受けてくれます。
まとめ
家賃対応・ペット飼育・水漏れなど、賃貸物件経営で生じる主なトラブルを迅速に解決するには、管理会社に委託しておくのがおすすめです。
大家さん自身がクレーム対応などに追われる必要がなくなり、初期対応が遅れることでより大きなトラブルに発展するのを予防できるメリットもあります。
賃貸物件を経営する場合は、ぜひ管理会社の利用も検討してください。
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