投資用の不動産を探す中で、「市街化区域」や「市街化調整区域」を目にしたことはありませんか?
とくに、市街化調整区域は他の土地より価格が安く、投資用に不動産の購入を検討されたという方もいるかもしれません。
そこで今回は、市街化調整区域とはなにかについてと、投資用の不動産として購入するメリットなどをご紹介します。
市街化調整区域とは?不動産投資への向き・不向きについて
市街化調整区域とは、その名のとおり市街としての発展を積極的におこなわず、抑制する対象となる地域のことを指します。
田んぼが広がる田舎のようなエリアを想像してもらうとよいでしょう。
先述したような土地がむやみに開発され、結果的に住みづらい街が作られないようにすることが目的です。
そのため、基本的には住宅や店舗などの商業施設の建設が禁止されています。
ですが完全に禁止なわけではなく、一定の条件を満たし、許可が得られた場合のみ建設は可能です。
建設に制限がある分、相場よりも安い価格で売りに出されていることがほとんどです。
「郊外で高利回りの物件がある」場合は、市街化調整区域の可能性が高いため注意して見ておきましょう。
一方、市街化区域は今後も市街地としての発展を進めていく地域のことです。
10年以内に街として発展させていくため、他の地域よりも優先して開発されます。
市街化調整区域で不動産投資をするメリット
次に、市街化調整区域を投資をする目的で不動産を購入するメリットをご紹介します。
メリットは大きく分けて3つあります。
1つ目は、低価格で購入できることです。
郊外であることや自由に建設ができないこと、またインフラも整っていない場合があることから、相場より安い価格で出回っています。
場所によっては、相場の10分の1程度の場合もあるようです。
市街化調整区域は融資を受けにくいという側面もありますが、少額でもまとまった現金がある場合には購入できます。
2つ目は、維持費も抑えられることです。
また、固定資産税が低く、都市計画税も不要とされています。
初期費用だけではなく購入後の維持費も安く抑えられるため、たとえば賃貸物件用として購入する場合、賃料の見込みがあれば高利回り物件として期待ができます。
3つ目のメリットは、郊外であることです。
市街化調整区域の性質上、都心部から離れた場所となります。
静かな郊外で暮らしたいというニーズは一定数存在するため、そういった方向けの物件としては最適です。
まとめ
市街化調整区域は制限も多い分、条件さえ揃えば低価格で購入ができ、購入後の賃料の収入も期待できる不動産です。
売却は難しいとされていますが、長期で保有を考えている場合には優良物件と言えます。
しっかりと条件を見極め、利益が見込めるとなった際は、不動産投資物件としての購入を検討してみてください。
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