収入アップや財産形成のために、投資用マンションなどの収益物件を所有している方は多いかと思います。
しかしなかには、さまざまな理由から売却をご検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、収益物件を売却するタイミングとその手順、また高く売却するコツについてご紹介します。
収益物件売却方法！売却のタイミング
収益物件を売却するタイミングによって価格に差が出るため、できるだけ高く売りたい場合は気を付けたいポイントです。
売却に適したタイミングは下記のとおりです。
●大規模修繕の前
●満室のとき
●築20年経過する前
大規模修繕の際には多額の出費が予想されるため、売却を検討する1つのタイミングです。
また満室のときに売却すると、次の所有者は入居者を探す必要がなく購入したときから家賃収入が見込めるため、需要があります。
さらに築20年を経過すると水回りや内装といった設備に不具合が出始めるため、売却タイミングに適しています。
収益物件売却方法！売却する手順
収益物件は、「仲介」と「買取」という2つの方法で売却できます。
仲介は、不動産会社と媒介契約を結び、不動産会社が買主を探す方法であり、以下の手順で進めます。
●査定
●媒介契約の締結
●買主を探す
●取引成立
また買取は、不動産会社が直接不動産を買い取る方法であるため、媒介契約の締結と買主を探すことが不要です。
買取は、不動産会社が直接買い取るのでスピードを重視する方におすすめです。
しかし、買取は、仲介に比べると価格が低くなる傾向があるので、状況に合わせた売却方法を選ぶ必要があります。
収益物件売却方法！高く売却するコツ
収益物件は、売却時の価格によって損益が決まるため、できるだけ高く売却したいものです。
収益物件を高く売却する3つのコツは、以下のとおりです。
●高い価格で売却できるタイミングを狙う
●利回りを基準とした適正価格で売り出す
●早く売ることを意識する
まず、前述したタイミングを意識することが大切です。
また売却価格は相場に沿った適正価格を設定する必要があります。
投資家が収益物件を購入する際の価格は、利回りを基準とするのが一般的です。
そのため、利回りを基準にして売却価格を考えると良いでしょう。
さらに売却を始めてから時間が経つと買主が見つかりにくくなり、買主が見つからない場合は価格を下げることになります。
そのため、早期売却が高い価格での売却につながるのです。
まとめ
収益物件を売る場合、いくつかのポイントに気を付けるとより高い価格で売却できます。
高く売却するコツは、タイミングと適正価格、早期売却です。
また売却方法によっても価格やかかる時間が異なるので、自分に合った方法を選びましょう。
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