アパートやマンションなどの賃貸経営を始めるにあたって、建物構造についても確認しておく必要があります。
建物構造の種類ごとの特徴にはどのようなものがあるのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の3つ建物構造の特徴の違いを解説します。
賃貸経営を始める前に確認したい建物構造①木造
木造とは、建物の主要部分に木材を使用している構造のことをいいます。
他の建物構造に比べて建築コストが安く済むため、安めの家賃で部屋を貸し出しても収益を上げやすいのが特徴です。
また、木材は湿気や熱がこもりにくく日本の気候にあっているといわれており、夏場に室内が暑くなり過ぎないことや、冬場にカビや結露ができにくいことなどのメリットもあります。
ただし、木材は燃えやすいので火災が発生した際に火の回りが早くなる、他の構造と比べて耐久性が劣るのがデメリットです。
近年は耐火性・耐震性を高めた木造建造物も増えてきているため、チェックしてみてはいかがでしょうか。
賃貸経営を始める前に確認したい建物構造②鉄骨造
建物の骨組みに鉄を用いるのが鉄骨造の建物構造です。
鋼材の厚さが6mm未満のものを「軽量鉄骨造」、6mm以上のものを「重量鉄骨造」といい、耐震性に優れている点や害虫が発生しにくい点などがメリットに挙げられます。
また、木造の法定耐用年数が22年なのに対して鉄骨造は34年なので、減価償却期間を長く設定することが可能です。
ただし、木造に比べて建築費が高額になることや、通気性の低い建物になることなどのデメリットがあります。
3階以上の建物にするためには強度を保つために木造ではなく鉄骨造にする必要があるため、そういった点も考えて建物構造を選ぶと良いでしょう。
賃貸経営を始める前に確認したい建物構造③鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造の建物構造は「RC造」ともよばれるもので、鉄筋の枠組みにコンクリートを流し込んで造ります。
法定耐用年数は47年と長く、耐久性に優れているのが特徴です。
また、耐震性や耐火性も高いので、震災発生時の被害を抑えられるというメリットもあります。
ただし、木造や鉄骨造に比べて建設コストがかかるので家賃相場が高いことや、気密性に優れていて結露が発生しやすいことなどがデメリットです。
まとめ
賃貸経営するにあたり、建物構造を検討する際は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の特徴やメリット・デメリットを確認しておくのがおすすめです。
耐久性やコストなどさまざまな面で比較し、自分にあった建物構造を選ぶようにしましょう。
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