不動産投資用の物件として近年ひそかな人気を集めているもののひとつが狭小アパートです。
狭小アパートとはどんなアパートで、何が人気の理由なのでしょうか?
今回はまずそれを解説したうえで、不動産投資用物件として狭小アパートを選ぶメリットとデメリットにも触れていきます。
狭小アパートとはどんな物件?不動産投資用物件として人気の理由
狭小アパートとは、1部屋あたりの広さが10㎡程度の物件のことです。
これは畳数に換算すると4~4.5畳程度しかありませんので、それだけを聞くと「そんなに狭い物件に需要があるのか」と疑問に思われることでしょう。
しかし実際のところ、こうした狭小アパートのニーズは近年急速に高まっています。
人気の理由としては「スマートフォンさえあればテレビや本棚は不要」など、少ない家具家電で生活できる方や狭くても立地さえよければ良いと思える方、家賃の安さを最重視する方などが増えたことが挙げられます。
不動産投資用物件として狭小アパートを選ぶことのメリット
不動産投資用物件として狭小アパートを選ぶことのメリットとしてはまず、狭い土地や変形地・旗竿地などの不整形地でもアパート建築ができるということが挙げられます。
さらに不整形地は土地単価が安い分、初期費用が節約できるという点も大きなメリットです。
また、狭小アパートは1戸当たりの家賃は安いものの、床面積をベースに考えると実は意外と家賃効率が良いというメリットもあります。
たとえば20㎡以上の広さがあるアパートの家賃と10㎡の狭小アパートの家賃を比べてみると「床面積に2倍の差あるから、家賃も2倍違う」というケースは少ないでしょう。
不動産投資用物件として狭小アパートを選ぶことのデメリット
不動産投資用物件として狭小アパートを選ぶことのデメリットとしてはまず、入居者の入れ替わりが激しいことが挙げられます。
学生のうちや、社会人になっても低収入のうちは狭小アパートに住むけれど生活環境が変わればすぐに引っ越していく、という流れになりやすいのです。
また、退去の際の原状回復にかかる費用や、定期的なメンテナンス・リフォームのためにかかる費用の割合が家賃に比べて高くなりがちなのもデメリットといえます。
そして、家賃の安さだけで狭小アパートを選ぶ入居者は収入面での問題を抱えている可能性がそれなりに高いため、その分家賃滞納リスクも高めになることもデメリットとして挙げられるでしょう。
まとめ
狭小アパートは不整形地にも建てられるなど、一般的な広さの賃貸物件では得られないメリットがありますが、入居者の入れ替わりの激しさなどのデメリットもあります。
不動産投資物件として狭小アパートを建てるしか選択の余地がなさそうな土地ならともかく、他にもいろいろな活用方法がある土地の場合は慎重に検討したほうが良いでしょう。
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