近年の日本では、ペットを飼う方が増えており、ペットと一緒に暮らす文化が定着しています。
ペット可の物件は、ペットを飼っている方にとって嬉しい条件と言えるでしょう。
そこで今回は、不動産投資においてペット可の物件がどれだけ需要があるのか、メリットや注意点なども含めてご紹介します。
不動産投資におけるペット可物件の需要とは?
「全国犬猫飼育実態調査」によると、犬の飼育率は減少傾向にありますが、猫の飼育率は増加傾向にあります。
また、2021年の時点で犬の飼育意向が18.4%、猫の飼育意向が15%となっており、ペットを飼育したい方が一定数いることがわかります。
さらに年代別にみると、20代の飼育意向が高いので、今後もペット可の物件に対する需要は、継続すると考えられるでしょう。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、ペットの飼育を考える方が増えたという背景もあり、需要が高まっています。
不動産投資におけるペット可物件のメリット・デメリット
ペット可の物件にすると、ペットが飼えない物件と差別化を図ることができます。
ペット可の物件は、賃貸物件のおよそ10%しかないというデータもあるので、飼いたい方の需要に対して数が少ないと言えるでしょう。
そして、ペット可の物件を見つけた借主は、長く住み続けてくれる可能性が高いです。
そうなると、不動産投資においては安定して賃料が入ってくるため、メリットと考えられるでしょう。
一方でペット可の物件は原状回復に費用がかかるため、デメリットと感じることがあります。
ペットのにおいや鳴き声などで、近隣とのトラブルが発生する可能性があることもデメリットになり得ます。
不動産投資でペット可物件にするときの注意点
不動産投資でペット可物件にするときの注意点として、まずは原状回復条件の詳細を設定し、同意を得ることが挙げられます。
そして、飼育できるペットの種類に関しても規定を設けるようにしましょう。
犬と猫を飼育している方は多いですが、そのほかにもさまざまなペットがいますので、トラブルを避けるためにも何が良くて何がダメなのかを明確にしておきましょう。
まとめ
今後もペット飼育ブームは続く見込みであることから、ペット可物件の需要も高まっていく可能性があります。
ペット可物件にはほかの物件との差別化を図れるメリットがありますが、注意点をしっかりと押さえ、トラブルを防ぐことが大切です。
不動産投資をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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