将来を見据えて資産を増やすため、投資を考えている方もいるでしょう。
投資先にはさまざまな種類がありますが、そのなかでも手軽におこなえるのが不動産投資と株式投資です。
今回は、不動産投資と株式投資のメリット・デメリットを比較したうえで、おすすめの投資についてご紹介します。
不動産投資のメリットとデメリット
不動産投資とは、一戸建てやマンション、アパートなどの不動産を購入しておこなう投資です。
購入した不動産を賃貸物件として貸し出し、家賃による収入を得ます。
不動産投資のメリットは、毎月賃料が収入として入る点や、賃料の変動が少なく安定している点です。
また、ローンを活用すれば少額の初期投資でも始められ、インフレ対策にもなります。
物件の管理業務は業者などに委託できるため、手間がかからない点も魅力です。
一方で、デメリットは必ず借主が見つかるとは限らず、空室のリスクを抱えている点にあります。
一度購入した物件を改めて売買するとなると時間がかかることにも留意しておくべきでしょう。
株式投資のメリットとデメリットの比較
株式投資とは、企業の株式を購入して定期的に収益を得る投資です。
株式の購入代金は企業が事業をおこなうための財源となり、そこから得られた収益の一部が配当として株主に還元されます。
株式投資のメリットは、短期間で収益額が跳ね上がる可能性がある点です。
また、金銭での収入のほか、企業が制定している各種優待制度が利用できます。
株式は紙面やデータの購入となるため、維持管理の手間がかからず売買もしやすいのもメリットです。
一方、株式の価値は常に変動しているためいつ乱高下するかわからず、知らないあいだに大きな損失が出る可能性があります。
給与所得との損益通算ができないため、税制面での優遇措置を受けられない点もデメリットと言えるでしょう。
投資するなら不動産と株式どちらがおすすめ？
不動産投資と株式投資を比較すると、それぞれ向いている方の条件が異なることがわかります。
不動産投資は、老後の収入源の確保を視野に入れている方や長期間安定したリターンがほしい方におすすめです。
また、一度にまとまった額が用意できる、あるいは長期にわたってローンが組める状態である必要があります。
株式投資は、少額の投資から始めたい方やある程度の損失が発生しても耐えられる下地がある方におすすめです。
また、対面での取引にこだわりがなく、インターネットでの投資に抵抗がない方のほうが株式の取引をしやすいでしょう。
まとめ
株式投資は少額から始められ、大きなリスクもあるもののリターンにも期待できる投資方法です。
一方で、安定した収入源としての投資先がほしい場合は不動産投資をおすすめします。
投資先の特徴を比較して、ご自身に合った方法を検討してみてください。
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