近年、不動産投資において山林購入が注目されていることをご存じでしょうか。
山を購入することで自分の時間を充実させる方が増えていますが、山林を購入するには注意が必要です。
そこで今回は、山林購入の相場価格や税金についてご紹介します。
事前にメリット・デメリットを知り、賢く不動産投資をおこないましょう。
不動産投資において山林購入が注目されている理由とは
昨今の新型コロナウイルスの影響で、国内では密を避けて楽しむアウトドアアクティビティやキャンプが再び人気を集めています。
そのニーズは芸能人だけでなく一般人の間でも注目されており、山林を買って自分の山でキャンプをするなどの新しい習慣を生み出しました。
ただ、山を買うといっても丸ごと購入するわけではなく、山の一部を所有するのが一般的な流れです。
山林の投資手法は、インカムゲインではなくキャピタルゲインの場合がほとんどです。
キャピタルゲインとは不動産価値の上昇による利益のことで、高い収益率も狙えますが、大きな損失を被ることもあります。
不動産投資における山林購入の相場価格とは
山林の販売価格は、土地代金と立木代金を合わせて算出します。
そのため、相場価格は山林の面積や立地、樹木の種類などによって変化するのが一般的です。
取引単位は6,000坪ほどが平均であり、土地代は数十円~数百円と比較的安い金額で入手できます。
樹木の種類などによっても価格は変わりますが、樹齢が若い場合は市場に出るまでに時間を要するため単価が低い可能性があります。
単価が高いのは、成長スピードが速く加工性に優れているスギ・ヒノキ・カラマツなどの人工林です。
また、山林を購入すると固定資産税や不動産取得税などの税金がかかります。
保安林や小規模山林を購入した場合は、それらの税金が不要になるケースもあるためコストを削減しながら不動産投資が可能です。
売却する際には山林所得税や譲渡所得税が必要になるので、経費を含めて売却価格を設定しましょう。
不動産投資で山林を購入するメリットとは
山林を所有するメリットは、税金を安く抑えられる点です。
相続をする際も税金が優遇され、不動産や土地などより手続きがスムーズにおこなえます。
また、国や地方公共団体、林野庁などから補助が受けられるのも大きなメリットです。
条件次第では、低金利や無金利で融資が受けられる制度も利用できます。
さらに、山林内に送電線や電柱がある場合は敷地料収入が得られるため、利益拡大も期待できるでしょう。
送電線や電柱の近くにある立木は、電力会社が伐採する度に補償金が得られます。
まとめ
不動産投資として山林を購入すると、趣味を充実させながら収入を得ることが可能です。
山林購入にあたって、税金はかかりますが、マンションや土地を所有するより低コストで運用できます。
条件によっては、国や自治体から補助金や支援がもらえる可能性もあるでしょう。
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