日本は世界でもトップクラスの長寿国であり、退職したあと年金で暮らす年月も長くなります。
ただし、年金だけで生活していくのは難しく、働いているうちに少しでも老後の生活に必要なお金を用意しておかなければなりません。
そこで今回は、投資を検討している方に向けて、不動産を用いた老後資金の準備方法について解説します。
老後どれくらいの生活費が必要になるの?
高齢のご夫婦がお2人で暮らしていくための生活費の平均は、1か月で約25万円です。
しかし、公的年金を中心とした1か月の収入も25万円ほどしかないため、手元にはほとんど残らない計算になります。
高齢になっても保険料や税金の支払いからは逃れられず、大きな負担となるかもしれません。
病気や怪我も若いときより増える可能性もあり、若いうちにしっかり貯蓄しておかないと、急な出費に耐えられないおそれがあります。
公的年金や貯蓄だけでは老後が心もとないという方は、生活費を確保する手段を見つけておくと安心です。
自宅を活用した老後資金の準備方法とは?
老後資金の準備方法の1つとして、自宅を活用した例が3つ挙げられます。
1つ目は「売却」であり、無事に売れたあとは、新居として賃貸物件を借りたり、老人ホームに入居したりすることになるでしょう。
2つ目は「リースバック」といって、いったんご自宅を売却してから賃貸借契約を結んで、同じ物件に住み続けるという方法です。
老後も住み慣れたところで暮らし続けたい方には、ぴったりの老後資金の準備方法といえるでしょう。
3つ目に挙げられるのは、ご自宅を担保として融資を受け取る「リバースモゲージ」です。
契約を解除したとき、もしくは借り入れた方が亡くなられたとき、担保としていた自宅を売却したお金や貯蓄から、ローンを返済します。
老後資金の準備方法として不動産投資は有効なの?
老後資金として年金だけをあてにすることに、不安を感じている方も多いでしょう。
そういう方におすすめな老後資金の準備方法が不動産投資です。
不動産投資であれば、多くの業務を管理会社へ委託できるため、今のお仕事に影響を出さずにお金を手にできるでしょう。
なぜなら、不動産投資の一環としてアパートなどの経営をおこなえば、安定した収入が期待できるからです。
現役で働いているサラリーマンであれば、必要なローンの借り入れもスムーズにおこなえるでしょう。
年金への将来的な不安が拭い去れない現在、不動産投資は老後資金の有効な準備方法です。
まとめ
老後の生活費の平均は、ご夫婦2人あれば1か月で約25万ですが、公的年金を中心とした平均収入もそれと大きく変わりません。
老後に必要な資金を調達する方法として挙げられるのは、ご自宅の活用です。
また、アパート経営などの不動産投資も老後資金の準備方法としておすすめできます。
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